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パーテーション 100

Gems from the Archive

アルテック創業90周年を迎える2025年、アアルトデザインの名作たちが待望の復刻を果たします。フィンランドの建築家でありデザイナーのアルヴァ・アアルトへの敬意を表し、彼が生み出した技術とデザインの遺産を過去から発掘し、まるで宝石のように現代へと蘇らせました。長年に渡りアルテックの製品コレクションから遠ざかっていた貴重なデザインの数々が、90周年の限定製品としてだけではなく、その一部はこれからのスタンダードコレクションに加わります。

Alvar Aalto with Stool X602, Hans Gerber, ETH Zürich Archives

この家具シリーズは、フィンランドの巨匠による「人間中心のデザイン」と「自然素材の融合」という最も特徴的な側面を見事に表現しています。一つ目は、デザインファンやコレクターの間で人気の高い、アアルトの「X–レッグ」を用いた「スツール X602」が限定製品として登場します。扇形の脚と、カーリーバーチ突板を組み合わせる象嵌(ぞうがん)の技法を用いた座面の特別モデルは、あらゆる空間に華やかさを添えます。ニューヨーク近代美術館(MoMA)は、「X–レッグ」について、「アルヴァ・アアルトが残した作品の中でもっとも洗練されたもののひとつ」と表現しました。「X–レッグ」は、アルヴァ・アアルトと職人のオットー・コルホネンが共同開発し、アルテックの製品コレクションの中核を担う曲げ木の技法である「L–レッグ」を、さらに発展させ進化させたエレメントです。

「L–レッグ」は、もうひとつの製品である「キャビネット 250」にも応用されています。この製品は、アルヴァ・アアルトと、ともにアルテックの創業者であり公私のパートナーであったアイノ・アアルトによりデザインされました。若き彼らの理想と創造性あふれる時代であった1930年代に生み出された「キャビネット 250」は、エレガントかつ機能性に優れた収納家具です。アルテック創業90周年のアニバーサリーにあわせ、「キャビネット 250」が復刻し、アルテック製品コレクションの定番として加わります。とっておきの食器や飲み物などを収納できる使い勝手の良さだけでなく、アニバーサリーのお祝いにぴったりの雰囲気を纏った、特別な製品です。

また、創業90周年を記念して、アルヴァ・アアルトが手掛けた「パーテーション 100」が、多様化する現代の暮らしに合わせ、さまざまな高さのバリエーションで復刻します。時を超えて愛され続けるアルテックのパーテーションは、アルヴァ・アアルトの傑作とも名高い「ヴィープリの図書館」の波打つパイン材の天井など、彼が手掛ける建築やプロダクトの特徴である、自由で有機的な形状を製品として表現しています。さらに、さまざまなサイズを組み合わせて空間に配置すると、まるで雄大なフィンランドの丘や湖の景観を彷彿とさせます。

アームチェア 45

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