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アルテック製品の作り方

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アルテック製品は手作業による一点物ではなく、工場で製造される量産品です。しかし、完全に機械によってオートメーション化された製造工程とは異なり、素材の選別から仕上げまで、熟練された職人のクラフトマンシップを経て、厳しい品質基準のもと丁寧に作られています。そのためプラスチック製の椅子のような完全に均一な製品ではありませんが、素材や製造工程から生まれるわずかな違いは欠点ではなく、むしろ自然素材と製品それぞれの個性と美しさであると考えています。

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さまざまな家具にスタンダード部品として応用される「L - レッグ」

アルテック製品のほとんどは、フィンランドのトゥルクに位置する「A - ファクトリー」という自社工場で生産されています。7000㎡を越える工場の中で、「L - レッグ」や「ラメラ曲げ木」などの曲げ木を使った製品が、現在においても製造されています。

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1930年代から変わらない製法による曲げ加工

アルテック製品はフィンランド産の木材を使用しています。飾らない素朴さと温かみ、シンプルで環境に優しく、ひとつひとつ独自の個性を持ち合わせている自然素材を用いた製品は、フィンランドにおいて、そして私達の暮らしにおいて、機能的かつサスティナブルなデザインとして成立しています。 A - ファクトリーにおいても無駄のない木材使用、端材は燃料にするなど、会社独自に森林の保全に貢献しています。

まっすぐでオープンな「透明性」。それがアルテック製品の特徴です。誰でも一目見れば製品の構造は明らかで、製造方法や素材に基づいたフェアプライスで提供されています。アルテックは、A – factoryやその他アルテック製品を製造する工場を誇りに思っており、その製造過程も隠すことなく公開をしています。

アルヴァ・アアルトが開発した曲げ木の技法、その哲学と技術は今もなお受け継がれています。

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「ラメラ曲げ木」によるループ型部品は今も人の手により作られています

アルテックの製品のほとんどはフィンランド産バーチ材を使用しています。フィンランドは、国土の3分の2が森林で覆われ、100年以上に渡る計画的な伐採方針により、森林資源はむしろ増え、より豊かなものとなっています。こうした木々の中からおよそ樹齢80年のものをアルテックの製品に使用しています。

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あらゆる家具に応用可能な「L-レッグ」

安全性と耐久性に優れ、環境に優しく、適正な価格であること、それがアルテックの製品です。徹底的な試験を重ねた最高の品質とサステイナビリティを妥協することなく追及するアルテックは、倫理的でデザイン性に優れた製品を作り続けていきます。人と環境に配慮した、持続可能な美しいデザイン。これこそがアルテック製品の証明です。

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1930年代、アルテックの製品を作る様子

生きた自然素材を使い、現代の技術と熟練した職人の手によって生産される製品は、必ずしも均一化された仕上がりではなく、それぞれの個性と魅力を待ち合わせています。自然素材は年月とともに表情を変え、「パティナ」と呼ばれる傷や色の変化とともに味わいを増していきます。アルテック製品のシンプルで合理的なデザインは、修理やサイズ等の調整も簡単で、受け継がれ、使い続けられていくことを前提としています。