スツール 60 ColoRing
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東京を拠点として活躍する建築家でありデザイナー、長坂常による伝統的な日本工芸の技術を取り入れた試みは、革新的で斬新な表現として世界から注目を集めています。そのため、アルテックのFIN/JPNフレンドシップコレクションをともに作りあげるパートナーとして彼の名前が上がるのは極めて自然な流れでありました。長坂常は、彼が取り入れている日本の伝統技術を、時を越えて愛されているアルテックのスタンダードコレクションの表面仕上げに応用するというコラボレーションに挑みました。FIN/JPNフレンドシップコレクションとして発表される今回の製品は、長坂常が編み出した、日本古来から今も尚用いられる表面仕上げである「浮造(うづくり)」と漆塗りの技術である「津軽塗り」を掛け合わせた「カラリン」という彼独自の方法を応用しています。 今回ラインナップされたスツール60、153ベンチは、元々バーチ材を表面に使用し、901ティートロリーはラミネート、リノリウムを使用しています。カラリンでは、浮造り仕上げをさらに際立たせるため、表面に木質が柔らかいパイン材突き板を使用しました。 まず、木目の柔らかい部分をブラシで削ることにより木目の固い部分を残す浮造り仕上げを施します。あえて表面を不均一に、木目の凹凸がさらに強調されるよう仕上げることで、陰影と豊かな表情が生まれます。その後、津軽塗りの方法を応用し、2色のラッカー塗装を順番に重ねて乾かし、最終的に表面を研磨していきます。その過程を経ることにより、自然の木目にふたつの色が浮かび上がり、まるで地形図のような有機的な曲線を描く模様が現れるのです。鮮やかな色と自然素材の美しさが絶妙なバランスで交じり合い、互いを引き立てあいます。 カラリンのシリーズをより幅広く届けるために、アルテックは、伝統技術から編み出されたこの革新的な手法を、機械と手作業双方を用いた量産可能な生産方法に落とし込みました。フィンランドの工場で生産されるカラリンのスツール60、153ベンチ、901ティートロリーは、グローバルに販売します。
- 脚部、:
- バーチ材
- 座面 :
- バーチ材、パイン材突き板仕上
フィンランド産