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「611 チェア 」: 現代においても変わることのないデザインの力

「611 チェア 」: 現代においても変わることのないデザインの力

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友人の家に夕食に招かれたキム・バイマンは、食卓に並ぶ美しい椅子に目を奪われました。6脚のその椅子は、食事会のために友人が祖父母から借りてきたものでした。古くて多少修復をする必要があるものの、美しい佇まいのその椅子は、アルヴァ・アアルトがデザインしたもので、しかもオリジナルの貴重なヴィンテージでした。バイマンの熱意に感動した友人は、彼の30歳の誕生日に6脚のヴィンテージチェアから2脚をプレゼントしました。その後、バイマンはヘルシンキにある生地張り専門の業者Verhoomo Helsinkiにその椅子「611 チェア」を持ち込み、なんとか修復して新たに生まれ変わらせることはできないだろうかと依頼しました。

611チェアは、1929年、フィンランドのユヴァスキュラにある自衛団ビルのためにアルヴァ・アアルトによってデザインされました。汎用性、機能性、耐久性、多用途性に優れた611 チェアは、その後も長い年月を越え愛されています。デザインされた当初はすべて木で作られていましたが、その後さまざまな仕様で生産され、1950年代初頭にウェビングテープを用いた現在のデザインが登場しました。

Chair_611_Photo_Juha_Nenonen
Floor Light A810 Chair 611 clear lacquer black webbing

バイマンが贈られた611チェアは、美しく経年変化を遂げ、さらに構造的にまったく現代でも問題はありませんでした。アルテックは611チェアの最新版として、カラーと素材の専門家であるオランダのデザイナー、ヘラ・ヨンゲリウスと開発した新しいウェビングを発表したばかりだったため、その最新のウェビングに張り替えるだけでバイマンの椅子を簡単に蘇らせることができました。

修復が終わった椅子は、すっかり生まれ変わりました。バイマンとその椅子はどのような新しいライフサイクルをスタートするのでしょうか。バイマンは語ります。「来年には新しい自宅が完成します。私たち家族とともにこの椅子達もこれからの長い年月を過ごしていきます」

Chair_611_Photo_Laura_Larres

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